人気ラーメンチェーンで知られる「一蘭」が外国人留学生を違法に働かせ、不法就労助長(入管難民法違反)の疑いがあるというニュースが飛び込んできました。
ラーメン一蘭は、昼食や夕食でお世話になることが多いので身近な存在です。
では、ラーメン一蘭は何をしてしまったのか?
疑いがかっかっているのは、アルバイトの外国人留学生(ベトナム国籍)を「週28時間」を超えて働かせたところです。
それのどこが悪いの?と思うかもしれません。
ですが、外国人留学生はアルバイトとして働ける時間が週28時間までと法律で決められているのです。
また、アルバイトとして働くためには資格外活動許可という手続きを事前にしておかなければなりません。
そのため、週28時間を超えてのアルバイトは、
【外国人本人】
資格外活動となり、1年以下の懲役もしくは禁錮もしくは200万円以下の罰金
【雇用主】
不法就労助長罪となり、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金
となります。
ラーメン一蘭は、この不法就労助長罪の疑いがあるとされています。
ちょっとした不注意でこういったことは起きてしまいます。
外国人留学生をアルバイトとして雇用する場合は、労働時間に注意しましょう。